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ヤマザキマリさんがtwitterをやめたのは契約問題に言及したせい?

公開日: : 最終更新日:2016/06/22 Blog

 

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ヤマザキマリさんがtwitterのアカウント閉鎖した理由?

TwitterのTL上で、ヤマザキマリさんがアカウントを閉鎖したのを知りました。

Twitter上で検索をかけたら、ヤマザキマリさんのtwitter上のつぶやきをまとめたtogetterのこんなまとめ記事を発見。

ヤマザキマリさんのアカウントは閉鎖されてもtogetterにはweb魚拓みたいな感じで残ってるわけです。便利ですね。


マンガ家のヤマザキマリ氏による、「クリエイターの契約への意識の重要性」について

日付は5月5日。私がアカウントが閉じたのを知ったのは5月14日の事でした。で、こんなツイートをしたら今日めっちゃRTされていてびっくり。実は、このツイートには間違いがあって、消すのもあれなので残してはありますが。

件のヤマザキマリさんのツイートをもう一度ちゃんと読みなおして書くと、こんな感じ。

「ヤマザキマリさん、Twitter辞めたのね。最近、漫画の契約絡みで揉めた事に言及していた模様。憶測だけど、出版に関する契約が非常に曖昧なことが常態化している状況にメスを入れようと声をあげたら大変なことになったのかな。」

最近揉めたのではなく、実際に問題があったのは数年前

ヤマザキさんのツイートをきちんと読むとわかりますが、最近揉めたのではなく、実際に揉めたのは数年前で、その後のツイートからそれがテルマエ・ロマエの映画化に関してということがわかります。

どうして数年前の揉め事についてヤマザキさんが言及したかはこのような説明がなされています。

全くをもって蒸返したくもないし、思い出したくもない事ではありますが、クリエイターと仕事の依頼主の諸々について、ここ数日TLを見ているうちに必然的に募ってしまった思いをいくつかツイートします 

まとめられたツイートの前後や、アカウントを閉じる直前のツイートはもはや見ることができないので、この発言がアカウント閉鎖の直接の原因になったかは不明です。

それを踏まえた上で、ヤマザキさんがどんな問題提起をしていたか、もう一度見なおしてみましょう。

追記
この記事を書いた翌日、ヤマザキさんのブログにて、Twitterをやめた理由に関する記事が公開されました。


改めて:わたしがツイッターを止めた理由 : ヤマザキマリ・Sequere naturam:Mari Yamazaki’s Blog

よくよく見たらアカウントを閉じたであろう14日のブログエントリーにも、Twitterをやめることに関して言及されていました。滝汗 何でヤマザキさんにブログを持ってることに気づかなかったんだろう。

曰く、特に具体的な理由はないと。


ツイッター開始前のやり方に戻します : ヤマザキマリ・Sequere naturam:Mari Yamazaki’s Blog

という訳でタイトルの「ヤマザキマリさんがtwitterをやめたのは契約問題に言及したせい?」に関しては「No」。かつ、契約問題では現在まったく揉めてないとのことでした。

「目立ちたい」という欲からあのツイートをしたわけではなく、RTされまくってなぜこんな弱小アカウントの私が!とびびったものです。

その弁明として、論点がずれまくってますが、なぜ私が契約問題に過剰反応したか、その経緯をRTが始まってすぐに書いたのでした。

以下、残しておきます。興味のある方だけお読みください。

執筆後に契約書が送られてくることが常態化している出版業界

きっかけは先ほどのまとめ記事のツイートにあった文言でした。

「漫画家が単行本発売時に交わす契約書について(これも概ね本が既に発行された後に渡される)」

本が発行された後に契約書が渡されるなんてびっくり仰天です。

でも実は先日作家のはあちゅうさんがブログに書いていたのでこの件は私には見覚えがありました。それでこっちをフォーカスしたツイートしてしまったわけです。


はあちゅう 公式ブログ – 本を出したい人が著者になってたぶん初めて知る13のこと – Powered by LINE

そしたらこの件に関して、執筆業をされていると思しき方々から反応がちらほら。

私の思いつきツイートのせいでヤマザキマリさんが辞めたのは「契約書が遅いこと」について問題提起したから、ということになってしまった・・・!滝汗

さらに言えば、実はきちんと件のまとめを読むと彼女が問題提起したかったのはもうちょっと別のところにあります。契約書の送付が出版後というのもまぁそれはそれで問題ありかと思いますが。こういうリプライが飛んでくることから見るに、常態化している模様ですし。

実際にヤマザキマリが問題提起したのは出版契約の曖昧さと作家の弱さ

私が書いたツイートに対する反応でこんなのがありました。

ヤマザキさんが問題提起したかったのはこの話に絡んできます。

契約書が執筆後に送られる事や漫画の二次利用に関する曖昧な契約内容でなく、契約をはっきりさせるべく、弁護士を介して確認を行ったことに対する批判が編集や同業者内から起こることについて。以下、前述のtogetterより引用。気になる部分は私が太字にしました。

漫画家というのは漫画を描くのが仕事であって、いちいち契約書の確認に何日も費やしたりお金の計算をしたり、支払い交渉をするのが商売ではありません、むしろそういうのが苦手な人が多いはずです。だから私はその仕事が専門の弁護士や会計士に金銭面でのやりとりをおまかせすることにしたのです

ですが、それを知った担当者から、何故弁護士なんか雇ったのか、漫画家と編集者というのは信頼を置き合う関係でずっと今まできているんだぞ、と失意を打ち明けられ、とても困りました。なぜならそんな言い訳は合理的な理念の根付いた外国に暮らす外国人の私の家族には死んでも通用しないからです

映画の製作委員会とは何なのか、何故漫画家は蚊帳の外におかれるのか、著作料についても最初から説得力のある説明さえしてもらえたらそれで良かったのです。でも一番ショックだったのは、なぜあんな騒ぎを起こしてくれたんだ、漫画を描く環境を奪われたらどうするんだ、と同業者に言われた事です

モノを創る、表現するという商売は漫画を含め今や日本経済を支える1大ビジネスのひとつです。本来なら、契約や交渉も漫画家と依頼主や編集者のみのやりとりではなく、風通しのよい関係性を保つためにも、フェアな立ち位置で交渉を取り持つ専門家の存在が当たり前になればいいのにと思うのでした

曖昧な契約、というのはままあるものですが、その契約内容自体よりもそこをはっきりさせるべく弁護士を雇ったことに対して批判を浴びたことにヤマザキマリさんはショックだったようです。

曖昧な出版契約に関する作家のメリットとデメリット

契約が曖昧、ということは良く言えば融通が聞く、ということでもあり、反応ツイートにもあったように、作家にとって締切や枚数にペナルティがないというメリットもあります。

でも逆に自分の本意でない契約へと解釈されたり、自分の知らないところで話が動いてしまったりするというデメリットも、認識しておく必要があります。

テルマエ・ロマエ映画化の一件はこのデメリットが特に顕著にあらわれた例で、これは出版以外の業界にも言えることと思います。

出版社との関係悪化や、締切等の縛りを嫌ってかわかりませんが、予想外に同業者からも批判が出たこともショックで、ヤマザキさんはクリエイターの契約に対する意識について発言したのではないでしょうか。

テルマエロマエ映画化の際の使用料の安さ(100万円)ばかり取り沙汰されますが、金額ではなく、自分の与り知らぬところであれこれ話が決められてしまう不透明さ、不公平さ、そして非合理性を指摘したかったのではないかと。

まとめ(加筆修正済)

という訳で、彼女が出版契約についての議論をアカウントを閉じる前にtwitter上で言及していたのは本当ですが、契約書を早く送れ!という論点ではありませんでしたし、現在契約で揉めていることは一切ないそうです。

そしてもう一度繰り返しますがこの出版契約に関するの発言の影響で彼女がtwitterのアカウントを閉じたわけではないとのことです。

ヤマザキさん、Twitterを見るとイタリアのおばちゃん達のうわさ話を思い出すと書いてますが、言い得て妙というか。

こうなってしまうと、インターネット上ではなく、現実世界で起こったとしても、全ての人に「違うのよ、あれは本当は…」といちいち弁明して回るわけにはいきません。(したい気持ちは山々だし可能なかぎり回るとは思うけど)

今回、私がポロっと責任の有無さえ意識せず適当に漏らしたことがどんどん拡散され、自分の発信する言葉には気をつけないといけないと反省したのでありました。

たとえ悪気がなかろうと、フォロワーの少ないアカウントであろうと、公開にしている以上誰かが目にして拡散する可能性、そしてそれがもたらす影響に関する考えを持たずに無責任に発信していた自分を恥じました。

RTされたツイートからプロフィールに飛んで読んでくれた人がいるのかわかりませんが、書いてみました。

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